「交通安全」、聞き飽きた言葉かもしれませんが、企業活動の基本的なキーワードだって、ご存じでしたか?
「交通安全」という言葉は、「朝の歯磨き」と同じくらい耳にしますし、安全運転に努めていても事故を起こすことがあります。
では、製薬会社が不良薬品を製造して健康被害を出すことと、営業中に社員が交通事故を起こすことの違いは何でしょうか?
もちろん社会的な反響も違うでしょうし、会社に与える損害は比較にならないかもしれません。しかし、商品を製造することも、営業のために車を運転することも企業活動そのものである以上、交通事故への対応も慎重に行う必要があります。幹部による不用意な一言「また交通事故か…、保険屋に任せて適当に処理しなさい」が漏れた瞬間に大変な事態を引き起こします。
被害者にとって一大事であるのに「またか…」、営業活動も企業活動のひとつであり、会社としての対応が必要であるのに「保険屋に任せて適当に」と他人事のようで当事者意識がない。更に「処理」などという言葉は、企業としての信頼を失わせるのに十分な力を持っています。
交通事故の発生は、適切に対応した場合でも、保険料をはじめとする経費の増額、被害者への対応という精神的負担、職場環境の士気低下、会社の信用など、数値に評価できない多くの負担を生じます。
そのための「交通事故防止」なのですが、誰もが知っている言葉であるだけに、その取り組みは単調になり、マンネリ化して効果が上がりません。
安全運転管理協議会に加入していただくことで様々な交通事故防止情報に接していただき、交通安全講話の実施やDVDの活用など、御社にとって最も効果的な交通安全活動を推進していただきたいと考えています。
是非、安全運転管理協議会の活動にご参加ください。