会員で希望される方には、交通安全情報誌「AAKK」を毎月電子でお届けします。
主な内容
1 交通安全随想
交通評論家・矢橋昇先生の随想です。
マナーを弁え、規則を重んじ、余裕を持つことの大切さを語りかけています。
そして、交通事故対策の決め手は、遵法や気遣いなど道路利用者の良識にあり、
「気遣い」と「確かな規範意識」と「危険排除能力」を取り戻す真の交通安全
教育こそが喫緊の課題であると指摘しています。
2 贖いの日々
交通事故の加害者となり刑務所に服役している人たちの悔悟の手記を
一般財団法人東京都交通安全協会が編集しており、同協会の許可をいた
だいて掲載しております。
同協会のホームページには、
「ハンドルを握ることは、人生を握ること」です。
…、重大事故を起こして服役せざるをえなかった人たちの
反省を教訓として、運転するすべての人々の戒めとして
いただければ幸いです。
と紹介されています。
http://www.tou-an-kyo.or.jp/kouhoushi_aganai/list.html
3 安管事業所訪問、管理者登場
愛知県安全運転管理協議会会員事業所の中から、安全運転管理業務に
熱心に取り組んでいる事業所、安全運転管理者の活動を紹介しています。
4 各地区協議会の活動状況
「地区協議会だより」として、各地区の交通安全活動や交通安全講話の様子を
写真を交えて紹介しています。
5 今月の安全運転管理
その季節に応じた安全運転管理のポイントを示してありますので、具体的な
安全運転指導に活用いただけます。
例) 2月 暗い道 上向きライト(ハイビーム)で 防ぐ事故
〇 上向きライトで走行しよう
〇 夜間、目立ちにくい高齢者に注意
〇 路面状況を意識して運転させよう
7月 猛暑でも クールな運転 エコ気分
〇 疲労のたまりにくい運行計画を立てよう
〇 朝礼・点呼時に疲労をチェックしよう
〇 夏の交通安全県民運動に参加しよう
11月 慣れた道 夜道に変われば 危険みち(道・満ち)
〇 ゆとりある出勤・退社を指導しよう
〇 夜間のヒヤリハットを共有しよう
6 KYT(危険予知トレーニング)
危険予知訓練とは、作業従事者が事故を未然に防ぐことを目的として、その作業に
潜む危険を予想し、指摘し、対策と目標を示す訓練です。
本誌のKYTは、運転席から見た風景をイラストで示し、状況を説明したうえで、
〇 ドライバーとして
・ この運転場面に潜む危険要因を挙げてください。
・ この場面での安全な運転方法について考えてください。
〇 同乗者として
・ ドライバーにどのようなアドバイスをすればいいでしょうか。
と問いかけ、下欄で回答例を示し、危険予知のポイントと対策を説明します。
7 警察からのお知らせ
愛知県警察本部からのお知らせのコーナーです。
例)3月 ウィメンズマラソンに伴う交通規制
4月 新入学児童・園児を交通事故から守ろう
6月 雨の日の交通事故防止
10月 夜間の交通事故防止
8 編集雑記(コラム)
筆者は、かつて、交通事故の凄惨な現場に立ち、ご家族の叫び声を聞いていた。
そして、その無残な情景や叫声を決して忘れないと決意した。
今もその思いを抱き、現在の交通安全活動に伴う様々な疑問や素朴な問いかけ
に向き合い、真摯に考え、自らの言葉で伝えようとしています。