入会案内メッセージ その2

 「交通事故」、これまでなかったのだから、これからもないと思っていませんか?
 そもそも、交通事故に伴う損失は、金銭的なものだけではありません。被害者への対応に伴う運転手や上司の精神的負担、時には会社の社会的評価にも大きな影響を与えます。
 だからこそ、各事業所で安全運転管理が行われているのですが、「交通安全」は誰もが知っているために、管理する側もされる側も「またか」と思ってしまい、マンネリ化して効果が上がっていないのが実情のようです。
 しかし、安全運転管理とは、交通事故を減らすだけの管理ではなく、企業管理の基本に関わる業務であることを理解すると、その効果は広がります。
 商品の製造も営業車の運転も同じ企業活動ですが、相違点はいくつもあります。商品の製造は、ミスがなければ不良品は生まれませんが、車の運転はミスをしなくても交通事故が発生することがあります。また、車を運転する場所には上司がいない、ということも大きな相違点です。
 安全運転管理は、上司がいない場所においてもルールを守り続けることを指導するものであり、本来業務においても適正な業務活動を促すものです。
 つまり、安全運転管理とは、交通事故防止という課題を通じて、管理者と職員とのコミュニケーションや信頼関係を醸成して業務の合理化・効率化を支えるものであり、それは強い会社を作ることと同義であります。
 こうした「交通安全」に関する考え方や取り組みについては、単独で行っても効果は上がりません。安全運転管理協議会に参加され、私たちが提案する考え方、施策・対策などから、御社にとって効果の上がる方法をご検討ください。
 また、「交通安全」はすべての業種・業界における共通の課題でもあります。安全運転管理協議会の活動を通じて生まれる異業種の方々との交流は、新たなビジネスチャンスにつながるかもしれません。
 是非、安全運転管理協議会の活動にご参加ください。