入会案内メッセージ その3

 部下から「また交通事故です!」との報告を聞いたとき、あなたは何を考えますか?
 「またか、…、めんどうくさいなぁ、まったく、あれほど言ってるのに…」が本音でしょうか? しかし、すぐに冷静さを取り戻し、「ウチの過失は大きいのか? 相手は車か歩行者か? ケガの程度はどうなのか?…」などを考え始めます。
 病気になることで健康のありがたさを知るように、交通事故の発生によって交通安全活動の大切さを知ることになります。しかし、健康に注意していても病気になるように、安全運転に努めていても交通事故の当事者になることがあります。
 ところが、「交通安全」という言葉は子供の頃から聞き飽きているだけに、それだけで新たな興味や関心も呼び起こすことはありません。誰もが気をつけて運転している(つもり)ですから、「気をつけて運転しなさい」と言われても「わかっています」ということになり、やがて事故が発生します。
 「だから言っただろう!」と叱っても、それは事故という結果に腹を立てているだけですから、次の事故を防ぐ効果は期待できません。むしろ、起こした事故をごまかそうとする気持ちを生み、会社にとっても本人にとっても致命的な結果を導きかねません。
 私たち安全運転管理協議会は、交通事故を減らすだけではなく、会社の業務活動全体にも良い結果をもたらす安全運転管理のあり方を提案します。
 新しい交通安全情報の提供、交通安全教育DVDの貸し出しなどの他、安全運転管理協議会主催のイベントなどにも参加して交流の輪を広げていただくなど、御社にとって最も効果的な交通安全活動を推進していただきたいと考えています。
 是非、安全運転管理協議会の活動にご参加ください。